ボヘミアン・ラプソディ
公式サイトは↓
現在ナウなヤングにバカウケ中ということで、ボクも観てまいりました。
と言っても、実はそれほど「クイーン」に思い入れがあるわけではなく、またそれほど知識もないので大して役に立つことは書けません。
まあ、今までもあんま役に立つこと書いてませんけどな
ところで、人生のある時期までボクは「クイーン」どころか洋楽全般を避けて生きてきました。
いや、嫌っていたと言った方が正しいでしょう。
今にして思えば、『なんというもったいない、馬鹿なことを』と、過去の自分の頭をエレキギターでかち割ってやりたいくらいですが、とにかく長いことそうやって過ごしてきました。
その理由というのが、『高校生の頃嫌いだった奴が洋楽好きだったから』という、これまたベースで頭かち割った方がええんやないか的な理由でして、本当にお恥ずかしい限りです。
幸いにして青年期を過ぎた頃から洋楽の良さに目覚め、今では「クイーン」のような古典はもちろん最近の洋楽にも慣れ親しんでいます。
(スポーツジムでよく洋楽かかってますからな)
『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』という諺がありますが、この映画を観てボクがしみじみと思ったのは、『嫌いという感情は、人の心根や見る目をひどく捻じ曲げてしまうパワーがあるのだな』ということです。
退廃的で蠱惑的、かと思えば胸を打つような感動を与えてくれる音楽でさえ、『嫌い』の持つ禍々しいパワーによって霞んでしまうこともあるのだなと。
大げさに思われるかも知れませんが、洋楽をボクの人生に取り戻せて良かったと心より思います。
と同時に、今まさに似たような感じで物事を歪んで見ていないか、もう一度チェックしなければなと感じました。
結局映画とはあんま関係ない話になってしまいましたが、多くの方が絶賛しているように面白い映画で、何度も観に行く人がいるってのも納得できるクオリティだと思います。
まだ観ていない方は新年最初の映画としてどうですか?
ちなみにボクが好きな「クイーン」楽曲は「Killer Queen」です♪