在日コリアン、おきらいですか?

「在日コリアン、おきらいですか?」というはてなダイアリーを書いていましたが、この度ブログに移行しました。

「中の人」などいない!

昨日のエントリでボクはやたらと「朝鮮語」という単語を使いましたが、違和感を持った方いたでしょうか?
今までは朝鮮民族が使う言語を「韓国語」「ハングル」と称していたのに、突然「朝鮮語」という言葉を使ったのにはわけがあります。

というのも、朝鮮学校内では「韓国」という言葉は一種のタブー、というかそんな言葉は「ない」ものとされていたからです。


少し説明がいるでしょうか。


ボクがいた頃の朝鮮学校では、公式見解として「朝鮮民主主義人民共和国」が朝鮮半島唯一の国家であり、「大韓民国なんて国家は認めない」ってことになっていました。
あそこはあくまでも「南朝鮮」。

侵略者「米帝」の手によって傀儡政権が樹立してはいるけれど、そこは「搾取と圧政渦巻く生き地獄」。
多くの同胞達がもがき苦しんでいる。
我々は一刻も早く南の同胞達を解放してあげねばならんのだー!!

ってなスタンスで話が進んでいたので、「韓国などない!」わけです。





もちろん、当時でも家に帰ってテレビをつければ、ソウルの高層ビルや南大門市場の賑わってる様子は見れました。
それを見て、
「おいおい。学校で言ってる事とは随分違うな。傀儡政権楽しそうやんけ。」と思うか、
「いや、騙されてはいけない。これは捏造だ。」
と思うかは、個人の趣味・性格によるところが大きかったような気がします。



ボクがどっち側だったのかは、皆さんのご想像にお任せします。