在日コリアン、おきらいですか?

「在日コリアン、おきらいですか?」というはてなダイアリーを書いていましたが、この度ブログに移行しました。

在日コリアン、『帰化への道』その7

今までの人生で最も多量の書類を提出しようやく『面談』にこぎつけたわけですが、この日程も当然平日の日中というわけでまたもや仕事を休まざるを得ない状況に。
ええ加減通い慣れてしまった馴染みの場所へ到着し、いつもの面談室へと通されました。
いよいよ『面談』開始です。



それでは面談を開始します。まずお名前からお伺いします。


!!(=゚ω゚=;)
・・・今さらまた名前から??




というわけで、提出した書類に書いてある項目をなぞるように、氏名・住所・家族関係・勤務関係などなどを口頭で答えていきます。
雰囲気としてはドラマなんかでよく観る、「裁判の冒頭シーン」みたいな感じと言えばわかりますでしょうか。


とは言え、もうお互い顔も名前も知っている者同士。
係の方も口には出さねど

いやー、規則でこういう風に行うことになってるんですよ。すいませんねぇ・・・

というオーラを醸し出しつつ粛々と『面談』は進んでいきます。



ボクの場合は帰化の要件である、
居住・能力・素行・生計・国籍・思考にまったく問題がないせいか、ホントにかるーくなぞるだけといった雰囲気で面談は進んでいきました。



が!
突然思いもがけぬ質問!

身内の方で総連で活動をなさっている人はいますか?










・・・一瞬、ビクッ(; ・`д・´)となりましたが、



いやー、身内も何も、ボクは朝鮮学校卒業生なんで総連の名簿には載ってるかも知れませんよ〜。ははは。


と爽やかに返答しておきました。
内心『日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを企て、若しくは主張し、又はこれを企て、若しくは主張する政党その他団体を結成し、若しくはこれに加入したことがないこと(国籍法5条1項6号)』
に引っかかったらどうしよ〜とガクブルものでしたけどね。゚(゚∩´﹏`∩゚)゚。








あと、噂で聞いていた『動機書の提出』や『動機書の読み上げ』はありませんでした。どうも特別永住者帰化申請手続きにおいては免除されているという話です。
つまり、今回の帰化申請手続き中、ボクは一度も

あなたは何故日本国籍を取得したいのですか?本当に日本人になりたいのですか?

という質問をされなかったことになります。




まあ、たとえ

そりゃああんた、日本人になって日本を恐怖のズンドコに叩き落としてやるためさね、ぐえっへっへ!

なんて思ってても、ここで言う人はいないでしょうからねぇ。
書類でわかることで判断するしかないんでしょうけど、みなさんどう思いますか??






ってな感じで、さらっと面談は終了しました。
これでするべきことはすべて終わり。
後は数か月後に来るという(いつ来るのかはまったく知らされません)合否判定の電話を待つばかりになりました。
とりあえず、ほっと一息ですねー。