在日コリアン、おきらいですか?

「在日コリアン、おきらいですか?」というはてなダイアリーを書いていましたが、この度ブログに移行しました。

在日コリアン、『帰化への道』その6

法務省からのお返事が届き、ようやく帰化申請書の作成に取り掛かることとなりました。

帰化後の氏名や本籍
・家族の現住所、職業、連絡先、帰化に関して賛成or反対なのか
・今までの住所履歴、職歴
・海外渡航歴、資格、賞罰
・簡単な家計簿
・現在の収入、資産

などなどを記載していきます。
噂で聞いていた『帰化の動機書』ってのは、必要ないといわれました。特別永住者だからでしょうか??
あと、『(日本人の?)友人や同僚と一緒に撮影されたスナップ写真』が必要なんていう話も聞いたことがありましたが、まったくそんな話は出ませんでしたねー。



それから有名な都市伝説、というかかつては実際にあったようですけど、『帰化後の氏名を日本人風にしなさいという指導が入る』に関して・・・ですが、ボクの場合特に何も言われませんでした。
金日成でも完顔阿骨打でも福山雅治でもなんでもいいみたいです。
本籍も実在さえすれば何処でもいいとのことで、東京都千代田区千代田1番1号も頭にうかびましたが、無難に生まれ故郷の住所に。
スイス銀行に隠してある財産まで全てマルッと計算し、『現在の自分の資産価値』みたいだなぁなんて思いつつも見事書類を完成させました。



後日、法務局に申請の予約をし、山のような書類を提出。(これも当然平日昼間です)
前回の『相談』時と同じように、


ペラッ(ページをめくる音)
職員さん「・・・」
ボク「・・・」


ペラッ(ページをめくる音)
職員さん「・・・」
ボク「・・・」


ペラッ(ページをめくる音)
職員さん「・・・」
ボク「・・・」


ペラッ(ページをめくる音)
職員さん「・・・」
ボク「・・・」


ってなカンジで書類が一枚一枚チェックされていくのを無我の境地で眺めつつ、ようやく提出をし終えました。
いや〜、このシリーズを通してなんだか不平不満ばかり言っているようでなんですけど、このイベントも『ボクがその場にいなければならない必要』をほとんど感じませんでした。
郵送でええんちゃうのん??と小声で書いておこうと思います。






実際はこの後暫くたって法務局から電話連絡があり、『実はさー、あと〇〇の書類と△△の書類も必要なんだわ。メンゴメンゴ。あ、運転記録証明書も新しい日付でもう一通ヨロピク♪』というお達しがありました。

おいおい、こないだ目の前でチェックしたのは、あれは何だったんですか??

と思いつつ、これらの書類は郵送で受け取ってくれるとのことでしたので、まあ助かりはしましたけどね〜。





そんなこんなで申請がようやく終わり。
やっとこさ、最後のイベント『面談』日程が申し渡されたのは、申請から3ヶ月後のことでした。