朝鮮学校の思ひ出・壱

あなたは天皇陛下の誕生日を言えますか?

何年何月何日に、どこでお生まれになったのか答えることができますか?

ボクは両親の生年月日さえ正確には憶えていない薄情な人間なのですが、「金日成」が1912年4月15日に万景台（マンギョンデ）で生まれたことはしっかり憶えており、問われれば瞬時に答えることができます。

いい加減忘れちゃってもいいんですけど、なかなか忘れることができません。
たぶん、死ぬまで忘れないと思います。
朝鮮学校教育がボクに残してくれたものの一つです。

以前書いた「はてなダイアリー」を加筆訂正して、ボクが朝鮮学校でどのようなことを学び、感じていたのかをぼちぼちと書いてみようと思います。
ボク個人が体験した事を、ボクの視点で書きますので、主観も感情も偏見も憶測も入っています。
また、正体を隠すために若干のウソを混ぜることがあります。
したがって100％正確なものでもなければ、客観的な資料になるものでもありません。

皆さんを騙すつもりは毛頭ありませんので、まあ、「思い出話」程度に受け取ってもらえると嬉しいです。

また、現在の朝鮮学校は教育方針を大幅に転換し、ボクが体験したものとは大きく変わっているみたいです。（ホントかなぁって気もしますが）