キムチ作りに挑戦（単身者向け）予告

前回のエントリにも書きましたが、こないだ生まれ故郷の朝鮮部落を久しぶりに訪ねてみました。
そこで部落の「長老クラス」である一人の婆様と少し話をする機会がありまして、彼女の来歴とか日本での苦労話とかいろいろ聞いてみたのですが、ふと「キムチの作り方」を教えてもらおうと思い教えを乞いました。
というのも、その婆様は近所でも評判の料理上手で、ボクも彼女の料理を食べたことが何度かあり、なかでも美味しかったのが「朝鮮人の心の友」とも言えるキムチだったのです。

以前書いたように、ボクくらいまでの古い在日コリアンにとってキムチは生活必需品。
実家にある麦茶のように、『気が付けばそこにあり、なくなるとどこからか自然に補充されている』べき食べ物なのです。

ところが、日本の家庭で漬物が作られなくなってきたのと同様に、在日コリアンの家庭でもキムチを作らなくなった家庭が増えているようです。（lovekoreaリサーチ）
かく言う我が一族も近年はキムチの作り手が減り、知り合いのお店（在日コリアン経営）から買っているとのこと。
ここはひとつ、ボクがこの婆様から秘伝の技を学び、自分用に少量から作れるようなレシピをアレンジしてやろうと、ふとそんなことを思いつきましてこのエントリを書いています。

さて、↓にある暗号のようなメモから、果たして美味しいキムチはできるのでしょうか。
近いうちにレポートを発表できればと思っています。

白菜に塩漬け 芯に多め
夕方から朝まで塩漬け 冬は
重りもあった方がよい

翌朝水洗い、二回くらい
ザルで水切り

ヤンニン
コチュカル、ニンニク すり鉢にお湯少しでゴリゴリ
アミの塩辛、味の素、塩をいれる

白菜絞ってヤンニンを塗り込む

☆リンゴや梨すりおろしや魚醤、生姜すりおろしなどを隠し味に

大根はヤンニン同じ。
賽の目に切って塩をまぶす。味見して良さそうならヤンニンをまぜる。
洗いは不要。水分を少し切って漬ける。