在日コリアン、おきらいですか?

「在日コリアン、おきらいですか?」というはてなダイアリーを書いていましたが、この度ブログに移行しました。

池上彰の経済のニュースが面白いほどわかる本

「デフレ」「日経平均株価」「円高・円安」「国債」など、テレビのニュースや新聞の経済面には、毎日のようにさまざまな経済用語が躍ります。ですから、これらの言葉をよく知らないと、さまざまな情報をスムーズに理解することはできません。
本書は、経済関連の必要最低限のキーワードを、著者・池上彰氏ならではの語り口でわかりやすく解説し、経済のニュースを見たり読んだりするうえでの"虎の巻"です!

現在「朝鮮学校」でどのようなカリキュラムが組まれているのかはわかりませんが、ボクが通っていた頃は日本学校で言うところの「日本史」「地理」「公民」に該当する科目が(ほぼ)ありませんでした。
代わりに「(朝鮮の)歴史」や「(朝鮮の)地理」「革命歴史(!?)」なんて科目を習っておりましたので、朝鮮学校卒業者には日本人が普通に獲得している基礎知識が若干不足しているように思います。
おそらくは一生行く事がないであろう、北朝鮮の平野や山々の名前を覚えることに、どれだけ教育的な意義が合ったのか・・・まあ、よくわかりませんが、とにかくそういう学校でした。
幸いボクは学習意欲が大変旺盛な子供でしたので、「桃太郎電鉄」と「信長の野望」で大まかな地理とごく一部の日本史には強くなりましたが、正直言って47都道府県およびその県庁所在地をすらっと全部言える自信はありません。(鳥取と島根ってよく間違えませんか?)




「公民」で習うという、社会・経済の基礎的な事項にもかなり疎いので、ニュースを見ていて「?」と思うこともしばしばあります。
と、言うわけで今更ではありますが、池上彰氏の本でお勉強してみました。
なんとなくわかったつもりで流すことと、一度しっかり理解することの間には大きな隔たりがあるものですね。「基礎の基礎」って感じの内容でしたが、とても為になるものでした。

買物は経済活動における投票活動である。自分の買い物で企業の発展を支えるという考え方を持つことも大切。

というフレーズには、まさに納得。
適正な品質を保つには適正な対価を得なければ、立ち行かなくなるということでしょう。
「安売り必ずしも善ならず」、よい勉強になりました。