パチンコ 堅い話と柔らかい話
さて、いきなり乱暴な物言いになりますが。
ボクはパチンコが嫌いです。
なによりもまず、パチンコという、表記が卑猥でけしからんです。
かつて一度だけパチンコ屋さんに入ったことがありますが、あの騒音とタバコ臭さに参ってしまい、さらにはあっという間に三千円が消えてしまった恨みから、以来一度も入ったことがありません。
また、大好きだったアニメのキャラクターなどがパチンコに使われているのを見ると、何やら少年時代のヒーローが汚されてしまったような感傷に浸ってしまいます。
まあ、これらは単なるボクの好き嫌いなので良いとして、パチンコには社会的に看過できない問題がいくつかあります。
もはや「夏の風物詩」として定着してしまった感もある「乳幼児車内放置」。
さらには人間を多重債務という地獄へ陥れるギャンブル依存の入口だと指摘する人もいます。*1
そもそも誰がどう見ても明確にギャンブルであるパチンコが、遊技なんていうぬるい表現で白昼堂々営業できる現状は、正気の沙汰とは思えません。
パチンコの収益が北朝鮮へ送金され、核兵器の開発などに使われているという報道もありました。
これだけの問題を孕んでいるパチンコを、このまま放置していてよいのでしょうか?
ちなみに韓国では2006年にパチンコ(厳密には日本のパチンコと同じではありませんが、かなり似たものです)が禁止され、事実上全廃となっています。*2
あの韓国にできて日本にできないはずがないでしょう。
職業差別はけしからん!という批判は甘んじて受けますが、個々人に対する批判・差別とはまったく違ったレベルで考えなければならない問題だと思います。
とまあ、お堅い話を一席ぶったところで本題。
在日コリアンとパチンコについてです。まあ、例によってボクの周りの限られた情報ですけども。
ボクの身内にはパチンコ経営してるようなブルジョアはいませn・・・・・・・・・・・・いや、いた。
5-6親等くらい離れた遠〜い親せきにいた気がします。
確かに、一時はかなり羽振りが良かったようで、大昔一度だけ家に行ったことがありますが、すんごい豪邸ですんごい外車に乗ってましたね。
子ども心に「あー、パチンコ屋さんって儲かるのねー」と感心した覚えがあります。
パチンコで「おれは勝てる!!」とか思ってる人がいたら、今ここで改心することをお勧めします。
勝てませんてありゃ。あなたのお金が経営者の豪邸や外車になっちゃいますよー。やめたほうがいいですよー。
彼らが北朝鮮に送金していたかどうかなんて確認するすべもありませんが、ボクから見た感じとてもそんなタイプではなかったですね。
多くの人々と同様、稼いだお金は普通に私利私欲に使っているようにしか見えませんでした。
だいたい世知辛いこの世の中で、「なんで自分が稼いだお金をよりによって北朝鮮へ送るんだ」と思わない人がいるのかと、ボクのような不心得者は考えてしまうのです。
実際、上でも出た北朝鮮への送金額はバブル期の600億円から30億円へと減じているという説もあるそうで、*3まあ、こんなもんだろうなあという感じですね。
ボクがパチンコで何億稼いでも、北朝鮮に送るくらいならAKBに投資するだろうことは想像に難くありません。
おそらく今後送金額が増えることはないとボクは予想しています。そもそもそんな舐めた商売していたら潰れますって。
まあ、パチンコが本当に「健全な」遊技になってくれればこんな心配も不要なのでしょうけど。