日本国籍を取得して困ったことは・・・その1
ありません。
終了。
これではちょっとあんまりなので、少し補足をいたします。
世の中には、
在日コリアンがいつまでも帰化しないで韓国籍や朝鮮籍を保持しているのは、きっと何かしら「いいこと」があるからだ。
そうに違いない。
と思っている人がいるようです。
まあ、他人が何をどう思っていようが知ったこっちゃあないんですけど、一応『当事者としての実感』を踏まえて書いてみます。
冒頭で書きましたが、在日コリアンが日本国籍を取得して困ること(社会生活における利便が損なわれること)などまったくありません。
そのかわり、「いいこと」はあります。
てな感じでしょうか。
あんまり大した「いいこと」ではないと思われるかも知れませんが、ボクが感じたものは概ねこんなところかと。
アイデンチーチーがどうのこうのといったウェットな話をし出すと長くなりますのでここではパス。
また、『国籍取得は利便のみを求めて行うべきではない』みたいな話も置いておきます。
もちろん、個々人の置かれた社会的状況によって感じ方が大いに変わるでしょうから、この感想はあくまでも「ボクがそう感じた」ことを述べているだけで、みんながこうだってわけでもありません。
と。
ここまで書いて、「あー、そういえば一つある。日本国籍を取得して以降、明らかに一つ増えた悩みがあるわ」
と思い当たりましたが、紙面の都合上次回へ持ち越しといたします。