日本国籍を取得して困ったことは・・・その1
ありません。
終了。
これではちょっとあんまりなので、少し補足をいたします。
世の中には、
在日コリアンがいつまでも帰化しないで韓国籍や朝鮮籍を保持しているのは、きっと何かしら「いいこと」があるからだ。
そうに違いない。
と思っている人がいるようです。
まあ、他人が何をどう思っていようが知ったこっちゃあないんですけど、一応『当事者としての実感』を踏まえて書いてみます。
冒頭で書きましたが、在日コリアンが日本国籍を取得して困ること(社会生活における利便が損なわれること)などまったくありません。
そのかわり、「いいこと」はあります。
てな感じでしょうか。
あんまり大した「いいこと」ではないと思われるかも知れませんが、ボクが感じたものは概ねこんなところかと。
アイデンチーチーがどうのこうのといったウェットな話をし出すと長くなりますのでここではパス。
また、『国籍取得は利便のみを求めて行うべきではない』みたいな話も置いておきます。
もちろん、個々人の置かれた社会的状況によって感じ方が大いに変わるでしょうから、この感想はあくまでも「ボクがそう感じた」ことを述べているだけで、みんながこうだってわけでもありません。
と。
ここまで書いて、「あー、そういえば一つある。日本国籍を取得して以降、明らかに一つ増えた悩みがあるわ」
と思い当たりましたが、紙面の都合上次回へ持ち越しといたします。
釜山で行くべき料理屋さん9
백화양곱창&대광양곱창(ペックァヤンコプチャン&テグァンヤンコプチャン)
チャガルチ市場といえば『釜山を訪れる観光客のおよそ98.2%が行くスポット』(ボク調べ)として有名で、みなさんも一度は聞いたことあるんじゃないでしょうか?
基本的には海産物メインの市場ですので、タイやヒラメなどを見学しつつ(観光客料金の)魚介料理を食べる、っていうパターンをとる人が多いと思いますが、この市場内になぜだかヤンコプチャン(ホルモン焼き)ゾーンが存在します。
理由は知りません。
場所はチャガルチ駅の6番出口近辺です。
店内はそれぞれ独立した「おかみ」が切り盛りするカウンターになっていて、ぱっと見た時のインスピレーションで『ここや!』と思う席に座るシステムになっています。
メニューはたくさんあるわけではありません。
塩焼きかタレ焼きかくらいは聞かれましたが、基本的には『ホルモン焼き』ですな。
あまり日本語がわかるおかみは見かけませんが、テキトーにニコニコしてればあれこれ世話を焼いてくれますので、釜山初心者でも気軽に行けるお店だと思います。
また、玄人ならばカウンターで隣に座ったおじさんと会話するのも一興です。
ボヘミアン・ラプソディ
公式サイトは↓
現在ナウなヤングにバカウケ中ということで、ボクも観てまいりました。
と言っても、実はそれほど「クイーン」に思い入れがあるわけではなく、またそれほど知識もないので大して役に立つことは書けません。
まあ、今までもあんま役に立つこと書いてませんけどな
ところで、人生のある時期までボクは「クイーン」どころか洋楽全般を避けて生きてきました。
いや、嫌っていたと言った方が正しいでしょう。
今にして思えば、『なんというもったいない、馬鹿なことを』と、過去の自分の頭をエレキギターでかち割ってやりたいくらいですが、とにかく長いことそうやって過ごしてきました。
その理由というのが、『高校生の頃嫌いだった奴が洋楽好きだったから』という、これまたベースで頭かち割った方がええんやないか的な理由でして、本当にお恥ずかしい限りです。
幸いにして青年期を過ぎた頃から洋楽の良さに目覚め、今では「クイーン」のような古典はもちろん最近の洋楽にも慣れ親しんでいます。
(スポーツジムでよく洋楽かかってますからな)
『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』という諺がありますが、この映画を観てボクがしみじみと思ったのは、『嫌いという感情は、人の心根や見る目をひどく捻じ曲げてしまうパワーがあるのだな』ということです。
退廃的で蠱惑的、かと思えば胸を打つような感動を与えてくれる音楽でさえ、『嫌い』の持つ禍々しいパワーによって霞んでしまうこともあるのだなと。
大げさに思われるかも知れませんが、洋楽をボクの人生に取り戻せて良かったと心より思います。
と同時に、今まさに似たような感じで物事を歪んで見ていないか、もう一度チェックしなければなと感じました。
結局映画とはあんま関係ない話になってしまいましたが、多くの方が絶賛しているように面白い映画で、何度も観に行く人がいるってのも納得できるクオリティだと思います。
まだ観ていない方は新年最初の映画としてどうですか?
ちなみにボクが好きな「クイーン」楽曲は「Killer Queen」です♪
釜山で行くべき料理屋さん8
뚱보집(トゥンボチプ)
お店の場所は前回書いたプサンポの近く。
と軽く書いてますが、実際のところ結構迷いました。
ボクは文末の参考文献などを参照に韓国で訪れる店を決めるのですが、これがなかなか難しいんです。方向音痴のせいもあるんでしょうが、狭い路地の先にある店なんかに魅力を感じるタイプなので、毎回ウロウロ彷徨うことが多いです。
まあ、それも旅行の楽しみではありますが。
ボクも『元』とはいえ韓国人の端くれなわけで、辛い料理には慣れているつもり・・・だったのですが、ここで食べた『イカの炒めもの』はそりゃあもう辛かったです。
しかもただ辛いだけなら食べずに済むんですが、美味しいので止められない。
口から火を噴きつつ付け合せの『生白菜』とビールで口を鎮火し、食べ進みました。
最初テーブルに生の白菜が出てきた時には、『まさかこれ、生でそのまま食べるの?』とか思いましたが、辛い料理とこれほど合うとは意外でした。
そして締めに食べた『もやしご飯』がまた格別でした。
一見大したことなさそうですが、辛い料理の後に食べると旨さが倍増するタイプだと思います。
辛いものに自信がある方はぜひチャレンジしてみてください。
※参考文献
港町、ほろ酔い散歩 釜山の人情食堂【電子書籍】[ 鄭銀淑 ]
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韓国ほろ酔い横丁 こだわりグルメ旅【電子書籍】[ 鄭銀淑 ]
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ライフスタイル > 料理 > その他
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- 価格: 1,037円
釜山で行くべき料理屋さん7
부산포(プサンポ)
店の場所はチュンアン駅・ナンポ駅・龍頭山公園を結ぶ三角形内の路地。
趣のある路地に趣のある飲み屋を見つけることができるでしょう。
店内はかなり地元色が強く、一見さんの日本人にはちょっと入りづらいかも知れませんが、一人でふらっと訪れたボクを、女将は快く(というか珍しそうに)受け入れてくれました。
ご覧の通りかなり『渋め』の飲み屋さんではありますが、ボクが訪ねた時には大学生らしきギャルたちもおりましたので、気軽に入っても大丈夫。
ビビらず入ってみれば面白い経験ができるかも知れません。
釜山で行くべき料理屋さん6
마라톤집(マラトンチッ)
韓国には大昔から商売をしている、いわゆる『老舗』的な飲食店が少ないと言われています。
様々な社会情勢などからそうなっているのでしょうが、このお店『マラトンチッ』は半世紀以上も続いている、韓国では堂々たる老舗の飲み屋さんです。
今回のシリーズは西面近辺のお店が多いですが、ここもロッテホテル近辺にあります。
どうもこのあたりには美味しいお店が集まる傾向があるようですな。
とりあえずユッケ。
久々に食べる生肉の味わいと思いの外強い甘みにはっとなります。
短冊状の白い物体は大根ではなく梨。
こういう組み合わせも良いもんです。
お次は『ピンデトッ』というお好み焼き的な料理です。
端っこは香ばしく中はしっとりとしていて、優しく腹にたまります。
韓国料理と聞くと『どうせ辛いものばっかり』っていう偏見があるようですが、必ずしもそうではありません。これなら辛味が苦手な人も美味しく食べられますよ。
最後にこれは店員さんからのサービス。
『あんたたち、柿は好きかい?』
『はい』
なんて世間話をしていたら、ドンと置いてくれました。
韓国のお店に行くとこういったサービス(現地の人は『ソビス』と発音しますな)がけっこうあります。
生柿と干柿の中間くらいになっていて、口当たりよく甘いスイーツとなっておりました。
以前から行きたいと思っていた店に行き、想像以上に良い店だったりすると、ちょっと得した気分になりますな
(^_^)
人生二度目の転職
<p>今週のお題「2019年の抱負」</p>
イマイチ仕組みがよくわかってないのですが、はてなブログのイベントのようなので乗っかってみたいと思います。
人生初の転職を機に名古屋へやってきたのがおよそ四年前のこと。
当初は仕事にも新しい土地にも新鮮な思いと戸惑い、新たな発見を見出して充実した生活を送ってきましたが、流石に丸四年も経つと若干の停滞を感じるようになりました。
たった四年で?!
と感じる方もいるでしょうが、それまでは長くても二年で各地を転々としてましたので、四年といえばかなりの長期間。
まとまった時間を得て、体調管理や趣味に没頭できたように思います。
が。
いろんなものに『飽きて』しまったのだと感じます。
もちろん先々の展望を踏まえてのことですが、今年はいっちょ『動いて』みるかなと。
順調に進めば今年の桜は東京で愛でることになりますな
(^ω^)